72年の歴史を持つ老舗「むつみ橋かどや」閉店へ!昭和の名物10セントそばの思い出と共に⁉

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古民家② 地元の話題

2024年6月20日、創業72年を誇る老舗「むつみ橋かどや」が閉店します。本土復帰前から10セントそばで親しまれ、多くの人々の胃袋を満足させ続けてきたこの食堂が、その長い歴史に幕を下ろすこととなりました。
本記事では、「むつみ橋かどや」の歴史や閉店に至る背景、地元の反応などを詳しくお伝えします。

引用元:じゃらん

創業72年の老舗が閉店を迎える理由

「むつみ橋かどや」は1952年に、先代の義母の出身地である宮古島の「古謝食堂」にレシピを教わり、戦後の混乱期に市場本通りで操業を開始、復帰年の1972年に現在の場所へ移転し、多くの人々に食の楽しみを提供してきました。創業当時は日本本土への復帰を目指す混乱期の中、安価で美味しい食事を提供することが大きな意味を持っていました。特に10セントそばは、学生や労働者にとって手軽で栄養のある食事として親しまれ、お金のない学生からは代金の代わりに時計をもらったこともあったというエピソードもあります。
しかし、時代が進むにつれ、食の多様化や大型チェーン店の進出、そして店舗の建物自体が再開発の対象となり、営業を続けることが難しくなりました。こうした背景から、惜しまれつつも閉店を決断するに至ったのです。

10セントそばの歴史と魅力

引用元:さんぺいの沖縄そば食べ歩き

「むつみ橋かどや」の代名詞とも言える10セントそばは、アメリカの統治時代の貧しい時期に、多くの人々の心と胃袋を掴みました。当時の沖縄は経済的に厳しい時期でしたが、この10セントそばは、懐に優しい価格で提供され、実に多くの人々の空腹を満たし憩いの場となりました。

お店のカウンターには、連日同じ顔ぶれが揃い、皆が笑顔でそばをすすりながら語らう光景が広がっていました。その懐かしい味は、現在でも多くの人々の思い出に深く刻まれています。シンプルな10セントそばは、ネギとかまぼこにショウガ、そして豚骨のみの出汁の効いたつゆのみ。現在でも「かけそば」として、メニューに残されています。この一杯に込められた愛情や心温まる味もまた、時代を超えて愛され続けた理由の一つです。

地元の反応—別れを惜しむ声が続々

閉店のニュースが伝わると、地元の人々からは別れを惜しむ声が続々と寄せられています。長年通い続けた常連客や、かつて10セントそばを楽しんだ世代の人々が、それぞれの思い出を蘇らせ、多くの感謝の言葉を述べています。それぞれが「むつみ橋かどや」への愛情であふれています。
ある常連客は「子供の頃からずっと通っていたお店がなくなるのは寂しい。でも、あの味と笑顔は一生忘れません」とコメントしています。
このことからも、多くの人々にとって「むつみ橋かどや」が特別な存在であったことを伺うことができます。

昼時、常連客や観光客でにぎわう「むつみ橋かどや」   引用元:沖縄タイムス

思い出の場所が閉じる寂しさと感謝

最後に、「むつみ橋かどや」はただの食堂ではなく、多くの人々にとっての思い出の場所でした。閉店した後は、そこには新しい建物が建つなどして、その面影は人々の記憶にしか残らなくなるでしょう。家族や友人との楽しいひととき、日々の疲れを癒す憩いの場として、多くの人々の生活に寄り添ってきました。閉店の知らせは寂しさを伴いますが、同時に長年の感謝の気持ちも感じられます。これからも、その思い出は人々の心の中で生き続けるでしょう。

以上、「むつみ橋かどや」の72年の歴史を振り返りながら、閉店の日までのカウントダウンをお届けしました。多くの人々に愛されたこの老舗に、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。これまで本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。m( _ _ )m

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